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現在は、「結婚しない」選択肢もあるということは多くの方が認識しています。
結婚してもしなくても自分自身の人生である、その人らしい生き方ができるようになる、というのはとても素晴らしいことです。
男性だから、女性だから、結婚しなくてはならない、というのは時代遅れなのかもしれません。
出会いのチャンスがたくさんある中で、自分自身が「自然に」結婚へと向かわないはずがない!と考えるのは当然でしょう。
「当然」と考えていた方の中から「当然ではない」方へ考え方をシフトする方が出てくるのです。
それと同時に、「やはり結婚をしなくては!」「結婚できる出会いを!」と婚活に本腰を入れる方も増えるのは何となくわかるような気がします。
出会いはあったけれど、本物の出会いかわからなかった
一体どんな出会いであれば結婚できたのだろうか…
恐らくたくさんのチャンスがあるからこそ、戸惑いや迷いが生じ、相談しないと解決することが難しくなっているのでしょう。
気軽に相談できる条件とは…時間や予算や人目を気にしないで相談できる環境があるということではないでしょうか。
「自由」な人生には、落ち着いた相談場所が必要となることでしょう。
ヨーロッパ三千年の歴史に想いをめぐらせてほしい。
そうすれば、日本の将来は、彼らが三千年を費やしてつちかってきた西欧の論理、つまり力とはイコール軍事力という論理以外のところにしかないことを痛感するだろう。
塩野七生『再び男たちへ』
国家の指導者たる者、国民を女と考えるべきなのだ。
女は苦労がいやなのではない。
きみには苦労をかけるね、の一言だけでふるい立つのが、女というものである。
塩野七生『再び男たちへ』
欧米では、エリートという言葉はマイナスのイメージをもたない。
権利を享受すると同時に、ちゃんと責務のほうも果たしている人間をエリートと呼ぶからだ。
そして、この責務の第一が、必要とあれば武力さえ行使して人びとを守ることであった。
塩野七生『再び男たちへ』
自由は誰もが欲する。
だが、この自由なるもの、それを駆使して生きるとなると意外と大変で、すべての人がその緊張に耐えていけると考える方が非現実的なのではないか
ああ、人間は、お互い何も相手をわからない、まるっきり間違って見ていながら、無二の親友のつもりでいて、一生、それに気附かず、相手が死ねば、泣いて弔詞なんかを読んでいるのではないでしょうか。
太宰治『人間失格』
いま、という瞬間は、面白い。いま、いま、いま、と指でおさえているうちにも、いま、は遠くへ飛び去って、あたらしい「いま」が来ている。
太宰治『女生徒』
私のこの胸の炎は、あなたが点火したのですから、あなたが消して行って下さい。
私ひとりの力では、とても消す事が出来ないのです。
太宰治『斜陽』
僕はね、キザのようですけど、死にたくて、仕様が無いんです。生まれた時から、死ぬ事ばかり考えていたんだ。皆のためにも、死んだほうがいいんです。
それはもう、たしかなんだ。それでいて、なかなか死ねない。
へんな、こわい神様みたいなものが、僕の死ぬのを引きとめるのです。
太宰治『ヴィヨンの妻』
誰しもはじめは、お手本に拠(よ)って習練を積むのですが、一個の創作家たるものが、いつまでもお手本の匂いから脱する事が出来ぬというのは、まことに腑甲斐(ふがい)ない話であります。
はっきり言うと、君は未だに誰かの調子を真似しています。そこに目標を置いているようです。
太宰治『風の便り』
死ぬのか生きるのか、それは人間の幸不幸を決する鍵(かぎ)では無い。
太宰治『パンドラの匣』
人間は、いや、男は、(おれはすぐれている)(おれにはいいところがあるんだ)などと思わずに、生きて行く事が出来ぬものか。
太宰治『斜陽』
女は、自分の運命を決するのに、微笑一つでたくさんなのだ。おそろしい。不思議なくらいだ。気をつけよう。
太宰治『女生徒』