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六本木ミッドタウン傍です。
ヨーロッパ三千年の歴史に想いをめぐらせてほしい。
そうすれば、日本の将来は、彼らが三千年を費やしてつちかってきた西欧の論理、つまり力とはイコール軍事力という論理以外のところにしかないことを痛感するだろう。
塩野七生『再び男たちへ』
国家の指導者たる者、国民を女と考えるべきなのだ。
女は苦労がいやなのではない。
きみには苦労をかけるね、の一言だけでふるい立つのが、女というものである。
塩野七生『再び男たちへ』
欧米では、エリートという言葉はマイナスのイメージをもたない。
権利を享受すると同時に、ちゃんと責務のほうも果たしている人間をエリートと呼ぶからだ。
そして、この責務の第一が、必要とあれば武力さえ行使して人びとを守ることであった。
塩野七生『再び男たちへ』
自由は誰もが欲する。
だが、この自由なるもの、それを駆使して生きるとなると意外と大変で、すべての人がその緊張に耐えていけると考える方が非現実的なのではないか